中学受験について 【国語の家庭学習について】

国語のみならず、現在は様々なご要望に応えるため,プロの理系講師と共に全教科をカバーする総合的個別指導塾にまで成長しました。 国語は全ての基本。大手塾では習わない当会独自の解法を学び、お子様がどんな文章に出会っても同じ解き方で解ける方法を身に付け、全教科に行き渡る読解力を身につけませんか 未来を見据えた中学受験

塾の宿題で最もやりにくく、やり方が分かりづらいのが国語です。現在通っている塾がどのような形態で自宅学習を推し進めているのか、まず確認してみてください。
➀ 宿題で何を強化するのか?
そもそも、塾の宿題で何を求められているのでしょうか?
❶ 読解の宿題
◎塾別宿題パターン… 復習中心型:サピックス、グノーブルなど
→ 塾での先生の解説を思い出して授業で扱った問題を再度解き直し、解き方の流れを覚えよというもの。→ 中・下位層にとっては一度読んだ文章で解き直すのは負担がかからず、問題を解くことに集中出来るので、ある程度の効果は見込まれる。ただし上位層にとっては答えを覚えてしまっているので、解き直しは暗記した答えを吐き出すに留まり、問題を新規に解いたことにはならない。

◎ 塾別宿題パターン…別教材補強型;早稲アカ・日能研・栄光ゼミナールなど
→ 本テキスト以外に宿題用のテキスト・プリントを渡されており、期限までにやって提出するというもの。→ 一週間に解く問題数が増えるのは◯。ただしあまり義務的にやると答え合わせの際に答えの丸写しになってしまい、効果が薄くなる。

❷知識・漢字の宿題
国語で最もコツコツやって効果が望めるものがこの「暗記系」です。これだけは自宅でしっかり毎日積み上げ、塾の毎週のテストに向けて計画的に行えば効果は
出ます。

では、家庭学習で誤ったやり方で勉強していたら、どうでしょうか?
読解の問題数の不足や、解き方を学ぶのではなく、答えをノートに書くことに終始してしまったら?

➁ 家庭学習でやってはいけないこと
❶ 読解…
◎復習中心型宿題→ 授業で先生が言った‘答え’を思い出そうとし、設問に対する答えを本文から探そうとしないこと。→問題を解いたことにならず、自分の暗記力を試しただけになってしまう。
◎別教材補強型宿題→ 宿題量がこなせず、急いで丸つけをし、記述問題は答えを丸写ししてしまうパターン。丸つけをして再度解き直しをしても、解説を読んで納得だけして満足する。「ふ〜ん」で自己完結してしまう。

★ 次回は各塾パターンにおける家庭学習法について書きたいと思います。

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