◎ 集団塾付属の個別指導には、以下のような授業タイプがあります。
① 塾のテキストの分からない部分だけを教えてくれる授業…
一人では解決できない問題に対する不安やもやもやを解決できること、塾の宿題を終わらせることは大切です。授業内容の「理解」が出来た安心感は満足感に変わります。
ですがその「理解」した公式なり「解き方」は、実際の問題で使ってみて「解けて」初めて定着したと言えるのです。塾のフォローを謳う個別指導塾は「理解」に主眼を置き「解決すること」「分からせること」止まりが現状です。しかし分からないところだけを質問して解決できれば実際の入試問題が解けるようになることにはなりません。習った授業内容のプラスαが次のステップになります。つまり当会では「理解すること」と「点数が取れるようにすることは別」と考え、「解き方の実践」も重視しています。
② 塾の宿題・過去問を一緒に解くだけの授業・・・
塾の宿題を時間内にやり切ることを目標にしているフォロー塾があります。また受験生に対しては6年の秋以降、過去問の丸付けと解き直し、解説で終わっている塾もあります。確かに志望校の問題形式に慣れはしますが、何年か分の過去問を解くことだけが「過去問対策」ではありません。過去の問題はこの先同じ問題は出ないことを念頭に置くことが大切です。むしろ出来なかった問題の原因を追及し、その弱点を埋め、入試に間に合うよう強化することが肝要だと考え、当会では対策をしています。
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